子供のプログラミング教室を調べていたら、気づいたら自分の仕事のことを考えていた。そういう経験、ありませんか。
私もそうでした。息子が小学4年生になったタイミングで、AIやプログラミングについて調べ始めたのですが、途中からだんだん「自分はどうなんだろう」という気持ちが出てきました。
この記事では、子供のAI教育を調べているうちに自分のキャリアも気になり始めた親の視点で、「なぜ今、親こそAIを学ぶ必要があるのか」を書きます。
息子のプログラミング教室の体験会で感じた「AI時代に置いていかれる感」

あれは去年の秋のことです。息子が「プログラミング教室の体験会に行きたい」と言い出したので、土曜日の休みを利用して一緒に行きました。
教室に着くと、10歳前後の子たちがスラスラとパソコンを操作していました。先生の説明を聞いて、すぐに手を動かしていく。息子も30分もしないうちに画面の中のキャラクターを動かし始めていました。
私はその横でただ立っていました。正直、何をやっているのかよく分かりませんでした。息子に「ここどうするの?」と聞いたら、「見てれば分かるよ」と言われました。ズキッとしました。
帰り道、息子は楽しそうに話していて、私はぼんやり考えていました。「このまま何もしないで、数年後にどうなるんだろう」と。
「AIを使える人材」と「使えない人材」の差が、今まさに広がっている
帰宅してから調べ始めると、思っていた以上に転職市場の様子が変わっていることが分かりました。
転職サービス大手の調査では、2025年時点でAIの活用経験を採用要件に明示した求人が前年比38%増という数字が出ています。「AIが使える」というのが、もはや特別なスキルではなく、基本的な条件として扱われ始めているということです。
逆に言うと、今まで「仕事は問題なくこなせている」と思っていた人でも、AIを使えないというだけで選考で後回しになるケースが出てきているわけです。これは40代の転職では特に影響が大きくなります。経験やポジションで評価される部分と、デジタルスキルで評価される部分のバランスが変わってきているからです。
ChatGPTが公開されてから2年ほどで月間利用者が1億人を超えました。世界規模で仕事のやり方が変わっているスピードは、正直想像以上です。
父親として恥ずかしくない大人でいたい
テクニカルな話をする前に、正直なことを書きます。
私がAIを学び始めた一番の動機は、転職市場の話ではありませんでした。「息子に恥ずかしくない父親でいたい」というシンプルな気持ちでした。
子供はよく見ています。親が新しいことを面倒くさがっている姿、知らないことをごまかしている姿、そういうものをちゃんと見ています。息子がAIを使いこなしていく中で、父親がそれを「俺には関係ない」と距離を置いていたら、どう見えるだろうと思いました。
子供に「AIを学びなさい」と言うのに、自分は何も知らない。それは無責任だと感じました。
ChatGPTを初めて触った日のこと

体験会から帰って3日後の夜10時ごろ、息子が寝たあとでスマホを開きました。ChatGPTのアカウントを作るのに5分、最初の質問を打ち込んだのがそこから10分後です。
「小学4年生に説明するようにAIとは何かを教えてください」と入力しました。返ってきた文章を読んで、最初に思ったのは「これ、普通に使えるな」でした。思っていたよりずっとシンプルに動きました。
その日は1時間ほど触り続けました。仕事のメール文章を作らせてみたり、会議の要点整理を試してみたり。翌日の仕事で実際に使えたものもありました。
「3ヶ月あれば、基本的な使い方はちゃんと身につく」というのを後から知りました。毎日使う必要はなく、週に月8時間程度でも習慣化できれば十分だと言われています。大きな勉強時間が必要なわけではない、というのは安心しました。
転職しなくても、今の職場でAIを使う側になれる

「AIを学ぶ=転職する」ではありません。
今の職場でAIを使いこなせる人間になる、という方向性もあります。むしろこちらの方が現実的なケースも多いです。社内でAIを使った業務改善を提案できる立場になれば、評価が上がることもあります。
「転職」と「今の仕事でのポジション強化」を両方の選択肢として持ちながら、AIのスキルを少しずつ身につけていく。この順番が、40代の現実的な動き方だと思います。
ただ、「自分のキャリアにとって今のタイミングでどう動くのが合理的か」は、自分だけで考えていると視野が狭くなりがちです。同じような状況の人がどう動いているか、転職市場で今何が起きているかを把握している人と話すのが一番早い気がしています。
AIが気になるならまず自分のキャリアを整理してみる
何年か後に「あの時に動いていれば」と思うのは嫌です。でも「今すぐ転職を決める」というのも違う気がします。
まず自分のキャリアを整理してみることで方向性が見えてきます。今の仕事・年齢・スキルで、AIを学ぶとしたらどこから始めるのが合理的か。転職するならどういう選択肢があるのか。そこだけでも明確にすると、次に何をするかが見えてきます。
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何から始めればいいか分からない方向けに、無料でできる学習方法からまとめています。
子供がAIに向き合っているのを見て、自分もそろそろと感じているなら、そのタイミングを逃さない方がいいと思います。


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