うちの息子が社会に出るのは、たぶん2035年から2038年ごろです。
今小4なので、あと8年から10年。ぼんやりとした数字に見えますが、「2035年になくなる仕事」という言葉を見かけたとき、急にリアルに感じました。息子がちょうどその年代に就職活動をするんだと気づいたからです。
私は今44歳、フルタイム共働きです。夕飯をつくって、送迎して、風呂に入れて、気づいたら寝ている。毎日がそんな感じで、子供の将来についてじっくり考える時間はなかなかありません。でも、頭の片隅にはずっとこの問いがあります。「息子が大人になるころ、どんな仕事が残っているんだろう」と。
「2035年になくなる仕事」ってどんな仕事?というか残ってる仕事って・・・?

AIによって無くなる仕事を少し調べてみると、よく名前が挙がるのはレジ担当や単純なデータ入力など、決まった手順を繰り返す仕事です。AIや機械が代わりにやってくれるようになりやすいといわれています。
ただし、これらはあくまで「予測」です。10年前にここまでAIが広まると予測できた人が何人いたかを考えると、2035年の社会を確実に言い当てることはだれにもできません。
私が気をつけたいのは、こういう話題が「不安を煽る」方向に流れがちなことです。「この仕事は消える」「この資格は意味がなくなる」という話を読み続けていると、じわじわと焦ってきます。でもその焦りから行動すると、たいてい的外れな対策になります。
「AIでなくなる仕事を避ける」ことが答えではない
10年後に「残りやすい仕事」を今から選んで子供に準備させる、という考え方もあります。私も一時期そう考えていました。
でも、それって相当難しいことです。2035年に求められるスキルを2025年に正確に予測して、今の小学生に習わせる。うまくいく可能性は低いと思います。世の中の変化が速すぎるからです。
それよりも、「どんな変化にも対応できる力を育てる」ほうが現実的ではないかと、最近は考えるようになりました。
特定の仕事を目指すことより、変化に動じない考え方の芯を育てること。そっちのほうが親としてできることに近い気がしています。
熱中している子は、自分なりに工夫する習慣がついていく

じゃあ具体的に何をすればいいのか。答えは一つではないと思っています。でも、今日からできることはあると思います。
うちの息子はYouTubeが好きです。動画を見るだけでなく、最近は「自分でも撮ってみたい」と言いはじめました。テーマを考えて、カメラに向かってしゃべって、うまくいかなくてやり直す。その過程に、実はいろんな力が詰まっています。
好きなことに没頭して、失敗しても試し続けて、「自分はこう思う」を形にしていく。息子を見ていると、その繰り返しの中で少しずつ何かが育っているように感じます。
何かに熱中している子は、自分なりに工夫する習慣がついていきます。それは将来、仕事の種類にかかわらず使える力になると思っています。
「どう考えるか」を育てることが、長期的に効く
AIが得意なのは、決まったルールの中で速く正確に処理することです。一方で、息子がYouTubeでやっていることは、AIにはなかなかできません。「今日は何のテーマにしようか」と考えて、カメラの前で自分の言葉で話して、見てもらえなかったら「なんで伝わらなかったんだろう」と考える。あいまいな状況の中で自分なりの判断をして、人に伝えようとして、ゼロからつくっていく作業です。
これらは、一夜漬けで身につくものではありません。日々の生活の中で、少しずつ経験が積み重なるものです。
大事なのは、子供が「自分で考えてみた」「やってみたらこうだった」という体験を積み重ねていけるかどうか。親にできることは、そのための時間と環境を少しでも用意してあげることだと感じています。
選択肢の一つとして、プログラミング教室を考えてみた

「何かしてあげたい」と思ったとき、プログラミング教室が選択肢に入ることがあります。私も気になって、いくつか資料を取り寄せて調べてみました。
プログラミング自体を覚えさせるより、「うまくいかなくても試し続ける経験」「自分で考える場」として機能しているかどうかが、選ぶときの基準になると思っています。
そう考えると、いくつか気になる教室があり、その中からいろいろ考えた結果、LITALICOワンダーか、ヒューマンアカデミーこどもプログラミング教室かに絞り込みました。
資料を見ているだけでは息子の反応がわからないと思い、先日LITALICOワンダーに体験申し込みをしました。「行ってみる前に決めても仕方ない」と感じたのが正直なところです。
LITALICOワンダーは関東圏の教室で、ゲームやロボットなど、子供が「やってみたい」と思えるものからスタートできます。子供の興味に合わせて進め方を調整してくれるスタイルで、「習う」より「つくる」に重きを置いているのが特徴です。体験授業もあるので、まず子供がどう反応するかを見てみるのが良さそうです。
ヒューマンアカデミーこどもプログラミング教室は全国に教室があるので、地方在住でも通いやすいのが便利なところです。学習の内容や順番がしっかり組まれているので、「何を学ぶかが明確なほうが安心」という方にも合っていると思います。こちらも体験から始められます。
関東圏ならLITALICO、地方在住ならヒューマンアカデミーが探しやすいと思います。好きなことから始めたい子はLITALICO、何を学ぶか明確にしたい子はヒューマンアカデミーが合っていそうです。
どちらも、プログラミングを通じて「考える・試す・修正する」を繰り返す場になっています。息子が興味を持つかどうかは本人次第ですが、知って良かったと思っています。まずそこから見てみるのが一番早いと思います。
2035年は予測できない。でも今日できることはある
2035年の社会がどうなるかは、正直だれにもわかりません。でも、「何もしないで不安を抱えていること」と「今日できることを少しずつしていること」では、10年後の手応えがちがってくると思います。
息子がどんな仕事に就くかは、まだまったく見えません。でも、何かに熱中して、うまくいかなくても試し続けて、自分なりの意見を持てる人間に育っていれば、どんな時代でもなんとかなるんじゃないかと、そう信じて今日も弁当をつくっています。


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